スズキ ジムニー JB64W 3速 4速 ギヤ抜け 

整備事例

先日のジムニーの続きです

マニュアルに沿って分解していきます

中央↑の画像にあるのはシフトシャフトを動かしたときに

シャフトに凹みがありますので ギヤを入れた時に.

スプリングの力で凹みに金属のボールがはまり

シフト位置を維持するものです 分解時に

必ず 外して 磁石のついたトレーなどで無くさないようにします

また ボルトにはゆるみ止めが付いていますので再使用できません

(最悪 脱落かオイルにじみでます スズキ車は最近リングギヤ、フライホイールボルト

も同様 再使用不可です)

1度 外したら交換です   (スプリングは3本が同じ長さ 1本だけ短いです)

昔はパーツリスト  整備マニュアルともに本でしたが

今は国の認証を受け 振興会に加入している整備工場であれば

ネット上で国産車 乗用車 トラックともに閲覧でき プリントアウトも可能です

(外車はありません )

月額で会費を支払う必要がありますけどね

右↑ 3枚目の画像 右側に3本のシャフトがありますが

原因だと思われる黒いパーツは単体供給がなく シャフトごと交換になります

シフトフォークシャフトを交換するには ↑の左画像のようにインプットシャフトと

カウンターシャフトごと 上に引き抜く必要があります

ケースにささっているだけのように見えますが

ケースのベアリング部にクリップで抜けないようになっており

クリップを挟みながら 上に引き抜かないといけないので

一人でやって ミスると バラバラになる危険があり

この抜く作業は二人が理想かもしれません

中々抜けない場合 ケースを斜めにして 下から インプットの先を

軽く 非常に軽く コンコンと下から 上に押し出さないといけない

けど できればギヤがかみ合った状態で 外したい

外せたら インプットオイルシールを交換

ケースとケースの合わさる部分に残っている液体シーラーを丁寧に落とし

オイルストーンで馴らします

ケースの清掃してたら 残骸が出てきました ↑ 3枚目

削れて 薄くなり 脱落したようです

ケースの清掃 ガスケットが綺麗にできたら

組み立てですが、分解時同様 ギヤがかみ合った状態で

なおかつシフトシャフトも同時にケースに入れないといけないので

何か 緩く固定するタイラップなどを使うか 一人サポートが必要です

最後に この状態で1番下にあるベアリングのクリップを溝にはめないと

いけないのが 結構大変

組み立てた時に このボルトが入る穴 向き指定があります

よく見ると ケースのギヤに近い部分にマークがありますので

ここにギヤに刺さってるシャフトの穴位置を合わせて組みます

忘れると 再分解ですから お気をつけて 組み立てた時

ケース穴から ボルトで固定しますから

 

 

ジムニーのミッションオイルは 純正のシンセティック75 1.2Lです(3L缶で購入可)

トランスファーも同じオイルで どちらも メーカーは無交換と言ってた気がしますが

自分はオススメしません、理想は5000とか10000kmとかで1回交換しといたほうが

良い気がします アルミや金属の加工精度が上がっても バリが出ますのでね

組み立て後 車両に搭載し 試運転を軽くして

ギヤが抜けないことを確認後 納車しました

この車両 走行距離は30000キロ程度でした

メーカー保証の修理です

なぜ こうなったのか? あくまで 推測ですけど

運転中常時シフトノブの上に手がのっていて

力が前後にかかっている場合 ミッション内部でも脱落した黒い部分が

シフトハブの中の溝にはまっているので 常に接触した状態ですから

当然 削れてしまうことになり脱落した と思います

メーカーの人間ではないので言えることですが

もうちょっと しっかり つくれや!!な 感じでした

特に対策部品というものでもありませんでしたので

納車時に写真と交換部品を渡して メーカーへの報告と対策はお願いしました

ありがとうございました

 

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