車検と修理で入庫した 初年度 昭和のマツダ タイタンですが
現在も走行距離は6万キロ弱
ですが
やはり この年代のマツダはボディーが弱く サビではなく
腐りになってしまっていました
修理依頼の内容は
運転席のドアを開けると ドアが10cm程度 落ちてしまい
ドアを閉めるのが大変なので 修理して欲しいということと
荷台がやはり腐ってしまい穴が開いているので
塞いでほしいとのこでした
荷台修理の部材は用意されていて それを使って欲しいとのこと
まず ドアを外し 状態を確認すると
すでに1度 補修がされているようですが
ピラーが腐ってグラグラと動くようになっていて かなり厳しい状態でした
当社の外注先の板金屋さんに相談するも すでに部品も出なくなっており
厳しいとのことで
自社でなんとかしないといけません
ピラーの修理と補強になることから
周辺部品で外せるものを外し
ひどい部分を切り落とします
鉄板が脆くなっているので
半自動溶接では穴が広がっていく状態でした
車両火災にならないよう注意しながら
酸素溶接と半自動を使い分け
修理しながら ピラーの内部にも補強を入れて
サビ止めの塗装をし
最後に残った穴に蓋をします
腐ってなくなってしまったミラー取付用のナットを
2箇所 ハンドナッターで作ります
そして 荷台の修理は
部材をカットし リベットで固定
最後にサビ留めの塗装をして
完了です
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